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ある都市公園の池のほとりで

初夏のぬるい風に吹かれて

親ガモ一羽が

子ガモ九羽を

引き連れて泳ぐの

ゆったり見てた


時には子ガモが

我を先にと前を争い

ただ親ガモは

見守りながら後ろをついてく


草むらの中で

鶏卵ほどの黄色い玉に

鎌型の首がちょこんとついて

柔らかそうに震えてる


このうちの何羽が

あの親ガモのように

大きくなるまで生きるのだろう


ぼんやり浮かぶ濁った雲は

懸命に水を突っつく姿に

かき乱されて淀んで消えた
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プロフィール

旋歩

Author:旋歩
こんにちは、あるいは、こんばんは。
旋歩(せんぽ)といいます。
明治・大正文学を中心に
貪るように本を読んでいます。
読めば読むほど自分から
ことばが奪われてゆくのですが
仕方のないことなのでしょう。
それでも残ったものが、ここにあります。

画と詩の狂想曲

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