FC2ブログ

ARTISTICRUEL

ARTISTICRUEL TOP  >  2014年03月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

未来へ

忘れ去られてしまった

もの



こと




すぐここにあって

ずっとずうっと遠いところ



埋葬してから

どれくらい



とき



過ぎただろう


忘れ去られてしまった

もの



こと



あなた



思い出させること



出来ないけれど


これから先のことだけ



いっしょにはしゃぎながら

砂場のお城



つくるようにして

ちいさい

うつくしい

もの



紡ぐこと

スポンサーサイト

同じになるということ

時よ止まれ



願うことの虚しさ



宙をただよう


或る寂しみ



散りばめられた空の彼方



向けたまなざし


なにも言えない



そう言うこと



言うことだけしかできなくて


音のない風



渦巻いている屋根の上



頭の中で駆けぬける

火のお

火のお



生活から切り離された

ろうそくの先に


火のお



天外とのつながりを

思い出すための


火のお



ゆらめくだけで

心も


火のお



眼前になく

ただ夢を追う

人を繋ぐもの

本当の哀しみは

目からは出ない

雫となって垂れることなく

腹の奥底の

やり切れなさだけが

音もせずに

しんしんと

内側から沁みてくる


この哀しみは

分かち合えない

だれひとりとも


分かろうとして

やり切れなくなることだけが

かすかな紐帯となりうる

ひとつ処に還りゆく

人と人との紐帯に

わかっているにもかかわらず

わかっているにもかかわらず

余計なことを言ってしまうのは

なぜでしょう

きっと自分が可愛いから


わかっているにもかかわらず

いつまで経っても変わらないのは

なぜでしょう

きっと自分が憎らしいから


自己愛



自己嫌悪

という

魔物に憑かれて

生まれてこのかた

自分、演ってる


いくら先人が

苦しんでくれても

好きと嫌いの板ばさみ

脆い、儚い、人間

返事のない手紙

ことば



ことば



やりとり


ひと



ひと





ふれあい


やまびこのように

こっちが呼べば

むこうもかえす


かえってこない

こともある

なぜなら

ひとだから


ひとは

生きているから

忘れたいこともあるから

眠れない夜もあるから...

慈愛

なるようにしかならないと

噛みしめながら

とぼとぼと

歩いてはふと

ふりかえる

そんな人への

優しいまなざし

いのちはつづく

しんしんと沁みわたる

音のない世界の孤独

目を瞑る

とおくとおくへ

思いを馳せる


思い出すことのできない

かなしみもあっただろう

思い出すことのできない

よろこびもあっただろう


春の息吹に似た

一陣のゆらぎが

とおくてちかいところで

さざめきわたった


ある懐かしさがよぎる

現実逃避と紙一重の

淡い希望のひかり

今も生きているということ

大切なもの

失くしたものの代わりを

埋め合わせられるとしたら

本当の本当の本当に

大切だったものではない


大切なものは

目に見えない

金で買えない

何かの役に立つこともない


或る人の人生が

素晴らしいものになる

かけがえのないものになる

ただそれがあるだけで


死にもしない

消えもしない

大切なものは

ただそれしかない

どこからどこへ

つながっているのか

わからない

無数の脈がある


手もとの一筋を

たぐり寄せては

離してしまうと

するする流れる


その脈は

目もとに

つながっていた

泪は迸る


そのゆく末よりもなお

源泉のふくらみに

枕しながら

夢みていたい

そうさく者

ことばが

つみ重なって

より集まって

できた砂場がある


必死になって

掘りおこして

降りおとして

捜しつづけてる


ぼくらの

ふるさとは

何処だろうかと


たましいの

ふるさとは

何処だろうかと


必死になって

捜しつづけてる

背反しながら昇ってゆくもの

不機嫌な空の下

眠いまなこをこすりながら

今日も渋々体を起こす

運動停止の誘惑


時を超えてつづいているか

空を超えてつづいているか

自らの存在理由にしたがる

何かがそこにはあるばかり


見ていない見ることができない

名付けられた世界をただ生きる


複雑怪奇な物語を紡ぎ

解いて並べて喜んでいる


どちらも人間


記録された世界に閉じこもり

慰めあってる人間たちの

或る哀しみと


健気に生きて

死に絶えてゆく人間たちの

ある悦びに

プロフィール

旋歩

Author:旋歩
こんにちは、あるいは、こんばんは。
旋歩(せんぽ)といいます。
明治・大正文学を中心に
貪るように本を読んでいます。
読めば読むほど自分から
ことばが奪われてゆくのですが
仕方のないことなのでしょう。
それでも残ったものが、ここにあります。

画と詩の狂想曲

最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。