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ARTISTICRUEL TOP  >  2013年02月

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たとえるならば

ピンポンが上手いひとに

詩は要らない

モヤモヤが溜まらないうちに

すべてその場で解決しちゃって

探すことばもないのであるから


詩人にラケットなしである

いつも無防備で

いつ球が来るかヒヤヒヤしてる

打ち返しようがないのにも

かかわらずしてヒヤヒヤしてる


詩をつくるのは

背後に散ってるピンポン球を

眺めてざわざわ

見つめてしみじみ

そんな気持ちをかたどることで
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在ること、それ自体の

お前はダメだ、だから頑張れ

その言葉はただひたすらに

ほおっぺたを叩くだけ

それで頑張れるひと、誰?


馴れ合いじゃないフィット感

ただそれだけがひとのエナジー

ずば抜けなくていい

ありのままでいい


そんな言葉に

救われる

罪なんか

負ってないんだと

生きられるのは

歯車は必ずしも

至高に向かって

回ってやしない

平たい舗装を重ねるだけで


それでも錆びずに

回り続ける

動力源の

その拠り所は?


こころとこころをつないだ世界

広がり続ける宇宙を追って

見えないところに

いざなうことば


海のサンゴと同じでいつも

つながり続けることが保つは

ことばでつなぐ

こころとこころ

清いかな、天より降るは

黒黒と

深く濃く

遮光性のかたまりである

その液体を口に注ぐ


チョロ

チョロチョロチョロ

満たされる

雫で


したたる

沁みわたる

五臓六腑の

底のそこ


哀しみが

絞り出した水は

いつも自己愛に

帰属していた


あの雨粒は

意志もなく

降り注ぐだけ

この空の下

さだめ

時間がひとを切りつける

残存する方法は

これまでもこれからも

変わることなく


残りたいか残りたくないか

決める権利は持ってない

残ることを志向するように

定められた身の上だ


何もかもが自由であると

勝手気ままに決められると

そんなはずはなく

どうしたってひとは...

どこにもないものを見つけるために

混ざりあう

絞りきった心の汗と

過去と未来をつなぐ

血の源泉


生命力の強さには

敵わなかった

他に求めたものは

すべて枯れた沼だった


今一度、与えるということを

知ったほうがよい

その先にきっと

湖が見えてくるから

足枷ならば目標なんかいらない

志向すべきは善なるもの

善なるものならなんでもいいのだ

その姿勢だけが光り輝く


善とは何か

生を貶めないこと、それだけだ

自殺も他殺も生を貶め

生を貶め、侮辱している


切腹の潔さ

お上に都合がよかっただけだ

根本的に侮辱罪

生の美感を損ねてる

警告

音、リズミカルに

曲を織りなす

単音が鳴りつづくだけでは

心肺停止のピー


音だけ取れば味気なく

意味だけ取れば厳粛で

ふたつが重なり合った時

それは確かに「死」であった


それでも「死」という

文字しかなかった

鳴り響く単音と

動かぬ物体だけである


「結果」がすべてという輩

すべての「結果」はここに収斂

そう思ったら遣る瀬無い

何を思って生きていく?

ひとり芝居じみておりまして

僕の脳みそ

ジューサーで掻き回されて

チープな再生紙のように

ホコリがまじって

混沌としていた


前の日、大気から夢だけ

金魚すくいの要領で

すくい取ろうと必死になってた

余りにもバレバレだった


ひとりで恥ずかしがっている

ことが恥ずかしく

ことが恥ずかしく

ことが恥ずかしく・・・


無限ループ

その独特な存在

世界は氷菓子のように

指先で突っついたら

とたんに崩れる不安定さで

固形を保っていた


神様のデコピンを喰らったら

わけもなく宇宙に散り散りになった

空に瞬く星星が証拠だった

地球もその星の一つなのであった


ひとつの星の地中を駆ける

メトロに乗りつつ想うのは

このちっぽけな存在

席に座った寝呆けまなこだ

めぐれるものに

凍りついた空の下

車はビュンビュン走ってく

テールライトの赤に染まった

眼球は、はてどこを見つめる?


突き刺す風は

春でも夏でも秋でもなかった

暗い闇夜の黙りこけた

長いスパンの溜め息だ


ひとの飽き性には

飽き飽きしてる

ほら、ひとだ

じぶんも


この繰り返しに

飽きたとき

ひとはどうなる

夢うつつ?

ブランコ

ふと思う

この目の前の本の山

ひとって一体何だろう

わけもわからず活動してる


疲れてるのかもね?

余計なお世話

それ以前の問題だった


説明できない力に

背中を押され立ち働いてる

そこに疑問を持つことは...

いつでもタブー


浮遊する身体の上

すり抜ける扉の向こう

自由の身とは...

頭の中のみ?


自由を求めて

縛りを求めて

一体全体何を望むか

そう、どちらとも付かない

ブランコの上

けしきをけしゆくけしごむに

川面の皺のあいだを

鴨が浮いてた

陽光がはなやいで

散りばめられてた


粉を吹いたグランドで少年は

棒切れを振り回したり

厚い牛革で覆った手を

白い球体に伸ばしたりしていた


橋の上には排気ガスが

行く人の鼻を掠めてとおった

目の前の建設予定地は

騒がしくなってきた


もう消えてしまう風景が

目の前にあった

代わりに生まれる風景も

そこにはあった


これから生まれてくる

たてものの輪郭が

点の並んだ

線が区切った


そこに佇むスカイツリーよ

橋の上からサヨウナラ

ひとつの景色よ

また会う日まで

行方

とこしなえ

繰り返される

無限のリズム

きざまれて


それだけが

確かなもので

残りの夢は

ただ消えてった


燃えながら

弧を描く

やがて点になる

ただそれだけの


またたいた

あの星はいま

ほどけてすべり

宙の彼方へ

叫びたい気持ちを寒空に乗せて

ひらりとかわしてくれてれば

何の問題もなかったのにと

意図を汲めずにうずくまる

ひとつのたましいありました


機能不全の

バーコードリーダー

読み取り間違い

いい加減にしておくれ


色んなことを急に

バカにしたくなった

自然を装おうと

必死になってるじぶんさえ


一つひとつを哀しみの

オブラートに包んで

提供しなくて済んだのだった

安全地帯を設けてたから


ぼくは賢くなったよと

誰に言うともなく言って

笑い泣きをしたかった

虚しさだけが残るの忘れて

今望むこと

ひとを

批判するだけの人生は

御免だった


じぶんを

肯定するだけの人生も

御免だった


こうやって

微睡んでいるだけの人生も

御免だった


いろいろと

ものごとを考え考えしてるうち

こんがらがって

固結びになってた


解き放ってやりたかった

頭でっかちな

記憶の数々を

悠然と飛びゆく

名もない鳥のように

ことばのあり方

ときはとき

たてばたて

あまりにことばが多くなり

巨大な砂場で表面なでる


捉えうるのは

みだれ髪のよな

動揺、参差、任放、錯雑

勝手気ままなことばのつぶて


共同幻想

千切れ雲

つながる気がして

鎖のように


ものがたり

見えない力の

効いてるとこで

未知のことばが囁くばかり

はじける前の地平線?

ははははははは

へへへへへへへ

なんだらけっけ

おかしな情緒


くすぐられるより

からだのなかが

くすぐったいのは

なんででしょ?


芽生えの春の

おとずれの

まばゆいひかりの

兆しかな?

ひとつの願いが叶うなら

猫かぶりなのか

違うのか

わからなくなってた

自分のことも

他人のことも


プカプカ浮いてた

プラスチック製の

脳味噌だけが

異国の海辺にたゆたう

瓶の如くに


履歴という

鋭い鎌に

みんなの肢体は刈り取られ

最後に残るは

たましいだ


何をやったか

何をしたいか

わかってなくてもとりあえず

言うだけ言って

あとは上塗り


中身の中身の

中にある

種の部分を感じとる

ひとのたましい

ぼくにください

いつものこと

雲が噛んでた

青いチューインガムに

淡い膜が張ってる

なにもかもを覆い隠すように


チューインガムは

次第次第に色あせて

ハツラツさはいつしか

跡形も無かった


微熱を帯びたピンク色して

遠くの僕らにサヨナラする

その静けさと

いじらしさ


いつのまにか

暗い天幕が下りる

それで終いだった

サヨナラの言葉をいう間も無く

ポケットに小さな物語を

ポケットに小さな物語を

入れたまま外に出て

空気を飲むと

いつも以上に美味しいもので

それはそれは美味しいもので


ポケットに小さな物語を

入れたまま外に出て

川面の煌めきのぞいてみると

いつも以上にまばゆいもので

それはそれはまばゆいもので


ポケットに小さな物語を

入れたまま外に出て

夕焼け見ると

いつも以上に切ないもので

それはそれは切ないもので


ポケットに小さな物語を

入れたまま外に出て

星空見ると

いつも以上に苦しいもので

それはそれは苦しいもので


小さな物語

それはこころを呼び覚ます

薬のようで

泉のようで

プロフィール

旋歩

Author:旋歩
こんにちは、あるいは、こんばんは。
旋歩(せんぽ)といいます。
明治・大正文学を中心に
貪るように本を読んでいます。
読めば読むほど自分から
ことばが奪われてゆくのですが
仕方のないことなのでしょう。
それでも残ったものが、ここにあります。

画と詩の狂想曲

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